導入事例
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- 医療法人恵松会 河渡病院様
- 医療法人社団慈優会 九十九里病院
- 医療法人見松会 あきやま病院
- NTT東日本関東病院
- 北水会グループ セントラルキッチン クローバーダイニング(株式会社スイコウアセット)
- 東京医科大学病院
- リハパーク舞岡
- 社会福祉法人 正和会
- 社会福祉法人永友会 特別養護老人ホーム鶴亀ながい
- 医療法人社団やすらぎ会 神奈川中央病院
- 医療法人社団 天紀会 こころのホスピタル町田
- 社会福祉法人市原うぐいす会 特別養護老人ホーム緑祐の郷
- 医療法人社団 協栄会 大久保病院
- 医療法人社団慈誠会 慈誠会前野病院
- 長崎リハビリテーション病院
- ひまわりの丘
- 武蔵野赤十字病院
- 松林ケアセンター
- 三芳の森病院
- 第一共愛の里
医療法人恵松会 河渡病院様
調理現場の負担軽減と患者様の満足度向上を目指して
長期入院患者様の食事満足度と調理現場の安全性向上のために『ひとさじのチカラ』を活用
施設分類:精神科病院
ベット数:356床
栄養科 栄養課長 管理栄養士 H.M様 、T.Y 様 、S.T 様
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食形態ごとの内訳
コード - - 4 2-2 名称 常食 軟食 きざみ食 ミキサー食 対象人数 165 56 55 49 -
嚥下調整食を導入する際のポイントや流れ
食数が多く、手作りが難しい状態だったので当初はレトルトタイプのペースト商品を使用していました。しかし、レトルトタイプだとロスが出てしまうこと、提供時は湯煎して熱々の容器からボールに取り出し皿に盛り付けをすることの手間・衛生面・労働安全の点が悩みでした。
ひとさじのチカラは、この手間・衛生面・労働安全の課題を解決できるため導入を決めました。主菜用ペーストが発売したタイミング(2025年4月)で、サンプルにて物性を確認し、主菜用ペーストと惣菜ペーストを導入しました。
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どんな風に活用しているか
当院では、ミキサー食の方にほぼ毎日、昼食・夕食時の主菜と副菜にひとさじのチカラを提供しています。繊維がなく水分量の多い食材は、ミキサー食を手作りしていますが、魚等繊維の多い食材はひとさじのチカラを活用しています。
提供方法〉
主菜に使用する際は、主菜用ペースト1個に付け合わせとして惣菜ペースト1個を付けたり、小鉢に使用する際は、惣菜ペースト2個を使用しています。
〈調理・提供の流れ〉
調理から提供の流れは下記の通りです。
冷凍のままお皿に盛り付け→タレをかける→温蔵庫で保管→提供時に温冷配膳車へ移動→配膳
形のあるまま提供し、患者様の状態に合わせて、お食事の際に混ぜて召し上がっていただくこともあります。
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既製品を使うことのメリット
ひとさじのチカラには以下のようなメリットを感じています:
●栄養面:
・主菜用ペーストは1個(70g)あたりエネルギー約140 kcal・たんぱく質約8.4g、惣菜ペーストは1個(30g)あたりエネルギー約70kcal・たんぱく1.8g※のため、1個で栄養価が調整しやすくなっています。 ※七訂計算値
●調理・提供面・安全性:
・温める時間が不要で、自然解凍で盛り付けるだけなので調理の時短にもつながっています。
・以前はレトルト品を計量して提供していたため、作業者によって提供量にバラつきがありました。ひとさじのチカラは1個あたりの重量も決まっているため、提供量のブレがありません。作業者の盛り付けもスムーズになり、安全性が向上しました。
・冷凍保存で必要な分だけ使用でき、ロスが発生しません。
●メニューの多様性:
・主菜用ペーストは素材の味を活かしているため、タレを変えることで様々な献立に対応できます。
・主菜用・惣菜ペーストを使うことで、手作りと併用しながらメニューのバリエーションを広げることができています。
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費用について
レトルト品使用時と比較すると単価は高くなりますが、ロスが発生しない点を考慮すると、ひとさじのチカラはトータルコストでメリットがあると判断しています。
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献立例
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関連商品











