導入事例
松林ケアセンター
在宅における食のレスパイト
少人数施設だからこそ既製品介護食を上手に活用
施設分類:デイサービス
ベット数:1日平均利用人数30人
管理栄養士 清水宏美さん
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食形態ごとの内訳
コード 2-1 2-2 3 3 4 名称 ペースト ミキサー 軟菜Ⅲ 軟菜Ⅱ 軟菜Ⅰ 対象人数 0.1 1 0.6 1.2 1.3 -
嚥下調整食を導入する際のポイントや流れ
1.理由
それまでは、「刻む」「ミキサーにかける」をすることで、食べられると考えていましたが、昼食代をいただいているのに、食事を召し上がっていただけることなく帰宅させてしまったことがきっかけです。
2.流れ
「摂食嚥下」と名のつく研修会に沢山参加しました。
3.ポイント
導入するにあたり、「厨房」だけではどうにもなりません。嚥下食を作成するだけはなく、召し上がっていただくことが重要だからです。そのために、介護職員、看護師等、多職種の理解と協力を得なければ「導入」とは言えないと思い、内部研修を開催し「食べること」を職員全員で考え、写真付きのマニュアル等を作成し、共有していきました。
4.導入後
職場全体が共通認識を持てたことで、たくさんの気づきが生まれ、改善を重ね続けることができていると思います。
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どんな風に活用しているか
彩りです。付け合せに使う野菜は、1人分の分量が少量であることが多いです。しかし、ミキサーにかけるためには数人分が必要になります。やさしい素材を活用することで、そこが解決できます。特に果物シリーズは、全員に使えて、季節変動がないので重宝しています。
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既製品を使うことのメリット
食品数を変えず、なおかつ、時間短縮ができることです。
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費用について
嚥下調整食の作成が少人数の施設にとって、ミキサーにかけられる人数分の食材を用意することを考えれば、必要人数分使用できるやさしい素材は使いやすい価格だと思います。
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献立例
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