介護の食事 市販用介護食品の選び方について|摂食嚥下ラボ【コラム】

市販の介護食品は、かたさが均一に作られていることが特徴です。

家庭の食事は気をつけても、なかなか介護食品のように形態を均一にすることが難しいです。

 

ユニバーサルデザインフード(UDF)とは


市販の介護食品のかたさを示す表示にユニバーサルデザインフードがあります。

日常の食事から介護食まで幅広くお使いいただける、食べやすさに配慮した食品です。

利用者が選択する際の目安として、食品を「かたさ」や「粘度」に応じて4段階に分けられています。

常食に近い形態から、「容易にかめる」、「歯ぐきでつぶせる」、「舌でつぶせる」、「かまなくてよい」という分類があります。

このように段階に分かれて食事形態が均一になっているのは、安全に食事を摂取する上で非常に重要です。

 

 

本人の嗜好に合わせて選ぶ


また色々な料理が出ており、味もとても美味しいです。

選び方は純粋に、ご本人の好きなメニューと適切な食事形態で選んで良いと思います。

 

 

専門家に相談する


区分の選び方は、かかりつけの医師、歯科医師、栄養士などの医療介護従事者にどの区分が適切か聞いてみることが一番重要です。

 

 

ご家族が判断する場合


ご家族で判断される場合には少しずつ試して、介護者のかむ力、飲み込む力に合わせて選択してみましょう。

「容易にかめる」は通常の食事では少しかたいと感じる場合に向いています。

「歯ぐきでつぶせる」は口の中に食べ物が残るようであれば、「舌でつぶせる」の形態を選びます。

重度の摂食嚥下障害の場合は、「舌でつぶせる」を食べても誤嚥しますので、ペースト状の「かまなくてよい」を選びます。

商品によってはゼリー状や形のあるムース状の介護食品もありますので、色々試してみましょう。

 

 


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プロフィール

 

中村 育子先生

平成6年女子栄養大学栄養学部卒業  現在、名寄市立大学准教授で、日本在宅栄養管理学会 副理事長、名寄市社会福祉協議会「こんにちはレター」の簡単健康レシピ協力を行っている。

著書に「70歳からのらくらく家ごはん」女子栄養大学出版部、「やわらかく、飲み込みやすい高齢者の食事メニュー122」株式会社ナツメ社などがある。

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