家族と同じおかずを食べる場合
家族の食べるおかずから食べにくい食材を取り除いて、食べにくい食材は刻んだり、スプーンでつぶして食べやすくします。
ミキサー状の場合は水分(水やだし汁など)を加えて、フードプロセッサーにかけます。
ミキサーは水分が多くないと回転しにくいので、フードプロセッサーがおすすめです。
とろみが必要な場合はとろみ剤を用いて粘度をつけます。
家族と分けて調理をする場合
やわらかくなるまで煮ましょう。
また、魚や肉は煮すぎるとかたくなるものもあるので注意しましょう。
市販の食品をそのまま活用する場合
スーパーで売っている煮豆、かぼちゃの煮物、豆腐、卵豆腐、ごま豆腐、温泉卵、トマトピューレ、コーンクリーム缶などそのまま使えるやわらかいものもあります。
市販のポテトサラダは具をスプーンでつぶす、きざむと食べやすくなります。
カツなど衣が付いた揚げ物は、小さく切ってからあんをかけたり、甘辛く煮るなどすると食べやすくなります。
バナナ、いちごなどはそのまま摂取するよりも、ヨーグルト和えにした方が食べやすいです。
市販の介護食品を活用する場合
全て手作りが難しい時は市販の介護食品を頼りましょう。
品数をプラスしてあげれば、栄養もアップします。
そのまま使用しても、一般の食材と合わせてアレンジしても良いです。
アレンジしてもOK
市販用介護食(肉じゃが)に里いもを合わせたアレンジレシピ「筑前煮風」
★摂食嚥下障害に関する基本的知識から実践的な対応方法、介護食(嚥下調整食)の作り方までご紹介!
摂食嚥下実践ラボはこちら
★そのほかのコラムはこちら
★おすすめのコラムを配信中!