|コラム|おうちでつくる介護食 春 レシピ付き

私は長年、在宅患者様のもとへ在宅訪問栄養食事指導を行っている管理栄養士です。

 

訪問は車ですが、近いところは自転車でも訪問します。

日照時間の短い冬が終わり、春が訪れると、沈丁花や梅など、家の庭に花が咲くのを見て嬉しそうです。

冬は寒いので、家の中で布団に入っていることが多い在宅患者さんも、

温かくなると片付けをしたり、家族に散歩に連れて行ってもらったりと、少し活動的になります。

体を動かすので食欲も出てきます。

 

家族は患者さんに旬の食材を食べてもらいたいと思い、春は苺、菜の花、かぶ、春キャベツ、新じゃが等を用いることが多いです。

家族が用意した食事を、美味しそうに食べてくれると家族は嬉しくなりますが、あまり食べてくれないと、がっかりします。在宅患者さんは環境や病状により体調も不安定で、食欲が低下する場合も多いです。

 

                

 

噛み合わせが悪い、飲み込みが悪い、水分を飲むとむせる等の摂食嚥下障害がある場合は、

食べやすい、飲み込みやすい形状に調理する必要があるため、

さらに食事作りに時間がかかり、家族の負担が大きくなります。

全て手作りと考えず、使える物は何でも使って、

簡単で美味しい料理と考える方が、介護は長く続けることができます。

介護食品は美味しく進化していますので、どんどん活用してみましょう。

 

 

おすすめのレシピをご紹介します。

 

 

・かぶと人参の煮物+さけの塩焼き風(おいしさ満点食堂)

①大根と人参は皮をむいて1口大の大きさに切り、めんつゆ少々で柔らかく煮ます。

②①を器に盛り、さけの塩焼き風(おいしさ満点食堂)を上からかけます。

*写真は大根です。じゃが芋、ナスでも美味しいです。

 

・菜の花の白和え

①豆腐は水切りします。②菜の花は1cm程度に切り、めんつゆ少々で柔らかく煮ます。

③①、砂糖、塩少々で和え、②を入れてさらに和えます。

*写真は春菊です。ほうれん草、人参でも美味しいです。

 

・牛乳プリン1個+イチゴ(刻む)3個(イチゴジャムでも可)

*写真は杏仁豆腐です。プリン、ヨーグルトでも美味しいです。

プロフィール

福岡クリニック在宅部 栄養課 課長

管理栄養士 中村育子先生

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